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水いぼ(伝染性軟属腫)について

ここでは水いぼをとった方がいいという意見の先生ととらないほうがいいという先生の意見を紹介いたします。

Answer by A先生 水いぼはとったほういい。

@水いぼは自然治癒する病気ですが、治癒するまでに数ヶ月間以上係ることが多い。その間兄弟や友達に感染したり、かゆくなったり、とびひを併発することもあります。

A水いぼは小さい子供にとって摘んでとるのはとてもかわいそうなことですが、麻酔薬のついたテープを貼ってとる方法や水いぼの大きさに切ったスピール膏を水いぼに数日テープで固定する方法など、痛くなくて有効な治療法があります。水いぼは潜伏期が2週間ほどありとっても他の部位に次々とででくるものです。摘んでとる方法以外でも1ヶ月以内に治ることが多いので安心してください。

Answer by B先生 水いぼはとらないほうがいい。

@水いぼは本来自然治癒する病気なので早く治す理由がなければ治療の必要はない。平均して水いぼが自然治癒する期間は半年です。

A他人にうつさないために水いぼをとった方が良いという考え方は間違いです。大き目の目立つ水いぼはとることが出来ますが、小さくてとることの出来ない水いぼはたくさん残っています。要するにうつさないための水いぼとりは不可能ということです。水いぼをとらない子供がプールに入れない幼稚園、保育園、小学校の当事者はこの事実を全く理解しようとしません。泣きながら嫌がる子供の水いぼをとることは、子供の虐待としか思えません。

お二方の先生のご意見を聞いて皆さんはどう思われましたか?

 

当院での水イボの治療についての考え方です。

水いぼはポックスウィルスという仲間の伝染性軟属腫ウィルスで起こります。1978年以降プールで感染することが多くなりました。直接子供たちの素肌が触れ合ったり、タオル、ビート板を共用することなどにより接触感染します。学校をお休みする必要はありませんが、プールは治るまでの間お休みするとよいでしょう。プールの欠席については水を介して感染することはないので女児の場合は水いぼが水着に隠れていれば原則プールをお休みする必要はありませんが、脱衣所でうつる可能性もございますので学校の先生の指示に従ってください。約半年から2年で自然治癒しますが、引っ掻くことにより拡がります。皮膚が弱い子は全身に水イボが拡がったり、水イボのために湿疹がひどくなったりするので当院では麻酔薬の塗布してある痛み止めテープを自宅で水いぼに貼って来ていただき、つまみとっています。しっかり麻酔が効いていればとっても痛くありませんが、子供がむずかると処置にかなり時間がかかりますので、処置の際は土曜午後や日曜日の午前9時ごろ・平日などすいている時間にご来院いただくと時間をかけてお取りできます。水イボは取ったところは治癒しますが、潜伏期が2週間〜7週間あると言われており、まだ目に見える大きさになっていない水イボもございますので、何度か通院しないと完全に直らないことも多々あります。プールに通院しているお子様などは目に見える水イボを全部取ってしまえば、他の子供に感染することはまずありませんのでとった跡が落ち着けば、プールに入浴可能です。子供の水いぼの治療法は様々なものがありそれぞれ一長一短がありますので、当院では患者さんとご相談して治療法を選択しています。

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